乳歯は、子供の成長発育にとって大変重要な働きをもっています。
乳歯の生え始めは生後六カ月前後で、乳歯が抜けて永久歯に変わるのは十二歳前後です。 つまり、0歳から十二歳までの子供が一番成長する時期に、ずっと乳歯があるわけです。
食べ物をよく噛むということは、子供の脳の発達と密接に関係しています。また食べ物を噛むことによってアゴの筋肉や骨の成長を促進します。
今問題となっている歯並びが悪いということは、子供の時期によく噛むという習慣をつけることでかなり改善されます。
乳歯にむし歯があると、食べ物をあまり噛むことができないので、お母さんやお父さんのチェックがとても重要です。
乳歯のむし歯がひどくなり、歯が欠けたり抜け落ちたりすると、歯並びも悪くなります。子供の歯磨きは不十分なので、お母さんやお父さんが一緒になって歯磨きをするのが、子供のむし歯を予防するには最も効果的です。