新型コロナウイルス感染症について日本政府から緊急事態宣言発令を受けて、人と人との接触を出来るだけ減らし密集しないこと、密閉した空間で長時間過ごすこと、ソーシャルディスタンシィング:なるべく距離をとること、いわゆる三密を 避けることが国民の急務となりました。

歯科診療は今回の規制対象外ですが、受診するために外に出かけることにより接触の機会を増やすことになります。急を要さない歯科診療は緊急事態宣言が解除されるまでお控えくださるようにお勧めします。 新型コロナウイルス感染者の急増で医療現場は崩壊の危機にあります。国民ひとりひとり、市民のみなさまが出来ることは、Stay Home 人と人との接触を避ける事です。みなさまのご協力をお願い致します。

もっとも、歯茎が腫れて痛い、ズキズキと拍動とともに歯が痛い、歯が欠けて鋭利な角が触れて痛い、ほっぺたまで腫れている などの急を要する場合は、かかりつけ診療所にお問合せください。 もちろん、歯科診療の基本体制はスタンダードプリコーションを遵守して厳格な感染予防策をとっています。具体的には、使用器具の滅菌、可能な限りディスポーザブルなものを使用し、エアロゾルの密度を減らすように換気、患者さん毎の清拭、など気を付けるべく気をつけておりますので、ご安心ください。

しかしながら、残念なことに今回のCovid-19 新型コロナウイルスについては、まだまだ未知なことが多く、その感染経路が不明なことが多すぎるのです。 成人健診などの市の健診業務、口腔がん検診なども終息後まで、延期となっております。不要不急な外出は避けて、自宅でゆっくりとお過ごしください。また落ち着きましたら再会しましょう。

毎週開催される浦安市の緊急医療会議に参加された代表から、救急医療に携わる医療現場のほんとうに困難な悲鳴にも近い報告を伺いました。感染から医療従事者を守るPPE(個人用防護具)が絶対的に足りない。医療崩壊をなんとか防ごうと懸命な悲痛な切実な現状を教えて頂きました。すこしばかり前線で使命感に燃えて必死に堪えてくださっている医療現場のみなさんを想像してみてください。

報道では、信じられないような、だけれども現実の映像を繰り返し流されました。そうしてICUを占領されてしまうと普段なら助けられる、脳卒中や心筋梗塞などの患者さんを見殺しにしてしまう。 この様な苦難な時期ですが、過度なニュースはシャットダウンして、すてきな自宅ひきこもり生活をみんなで考えましょう。

強い不安は、こころとからだにとってはマイナスです。不安と緊張は一緒にやってきます。からだの緊張を緩めることは、こころの緊張を緩めることにつながります。NTTシャイニングアークスの選手のみなさんがラジオ体操の動画をアップしてくださっています。われわれには馴染みのラジオ体操ですが、見よう見まねのマルコムマークス選手の、センスの良いリアリーファノ選手、それを統合されるアキ選手と一緒に体操はいかがでしょう。

もちろんご自身で行う口腔ケア(歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシによる清掃、洗口剤の使用)によって、口腔内細菌を減らすことが大切です。また舌もキズをつけないように優しく磨いてください。

いま大切なことは、三密 密集、密接、密閉を避けることです。「目と鼻と口」から、新型コロナウイルスが侵入することを減らす。また他人に感染させないためにもマスクの着用、お鼻から空気を吸う鼻呼吸は、もっとも大切です。石鹸でこまめに手洗いをして、一刻もはやい終息宣言を待ちましょう。